瞑想が脳へもたらす効果①

2019年も気がつけば3月!

本当に毎日が目まぐるしく早いスピードで過ぎていってしまいますね。。

皆さんは2019年が明けた時、今年の目標って立てました?

「今年こそジムに通って痩せる!」

「100万円貯める!」「昇進する!」「サッカーの大会で優勝する!」といったような

特定の事柄の達成を目標にするよりも、1日1日、日々をより幸せにしていける方法を

身につけて行くほうが思うほど難しくはないようです。

過去のハフィンポストの記事によると、幸福度を増やす方法として

1:外に出る

2:甥、姪、弟、妹、近所の子供と遊ぶ

3:瞑想

4:ペットと遊ぶ

5:Facebook, Twitter, 携帯メールなどを時々オフにする

6:「ありがとう」という

7:本をたくさん読む

8:歌ったり、踊ったりする

なんてことをするようにすれば、幸せ度は増していくようです。

そして、3番目の瞑想。

瞑想がよいとはよく言われていますがなかなか続けるのは難しかったりしますよね。。。

(瞑想に限らず。ですが・・・!)

元々は瞑想なんて興味はなかったのですが、

人生、どこで何が起こるか分かりません。笑

瞑想に興味を持ち、TTを受けるほどになった僕はある瞑想法を学びました。


そのやり方は以前にも記事で掲載させていただきました、こちら

この方法は実際にADDやADHD(注意欠陥・多動性障害)、

うつ病の子どもたちも使用されていて、

その効果は抜群。4歳の集中できない子どもにも簡単にできる方法なのです。

そして瞑想は脳にも良い効果があると科学的に証明されています。

欧米では実際にマインドフルネス瞑想が医療行為として取り入れられています。

今日はそのほんの一部をご紹介します。

瞑想前と瞑想後とでは、通常日常生活をしている時に出ている

ベータ波と呼ばれるもっとも早い状態の脳波が静かになっています。

心配したり、不安になったり、警戒したり、あせったり、批判したり、緊張したり…

という時はこのベータ波が増えるので、

瞑想でそのような感情が落ち着くと言えます。

瞑想は主に脳の前頭前皮質という、

他の動物に比べ人間が一番発達している部分に働きかけるということが分かっています。

瞑想をしていない脳としている脳には以下のような違いが起こります。


■瞑想していない脳

『身体の感覚や恐れを感じるセンター』

『自分に関与した情報を処理する場所(Me Center)』が強くつながっている。

逆に、状況を評価したり判断したりするアセスメントセンターとの

つながりは弱い。

恐れ、心配、動揺、痛み、かゆみ、しびれ…

などを感じると、コネクションの強いMe Centerが即座に反応する。

アセスメントセンターとのつながりが弱いので、冷静に評価することなく、

「問題発生」と受け取り、ただただ心配、不安がつのる。

これが、私達が人生のことやおかしてしまった過ち、

人から思われる自分などの考えが、頭から離れなくなる理由!



■瞑想している脳

瞑想をすると、身体の感覚や恐れを感じるセンター

Me Centerのコネクションが弱くなっていく。

逆にアセスメントセンターとのつながりが強くなる

アセスメントセンターで冷静に評価、判断ができる。

即座に反応(React)せず、考えて行動(Act)できる。

心配や不安が少なくなり、継続することでその回路が定着する。

その結果、ネガティブな感情に対して上手く対応出来るようになる



瞑想をすると、身体はすぐに「大変!問題発生だ!」と捉えることなく、

冷静に判断して行動でき、不安を少なくし、

悪いストレスも健康なストレスに変えて行くことができます。

家族や他人や自分のことですぐにイラッ!とすることなく、冷静に対応できるというわけです。

でも毎日続けなければこの効果も薄れてしまいます。

なにかを習慣にしたい時の法則は、

『小さくはじめる!』

例えば、毎日運動をする(ジムに行く、ヨガに通うなど)習慣をつけたかったら、

朝起きて5分だけ走ることやヨガをすることを2週間〜1ヶ月毎日する。

そして少しずつ時間を増やしていく。

現在の起床時間が9時で、もっと朝早く起きる習慣をつけたかったら、

いきなり7時にするのではなく、まずは8時半起床を1ヶ月続けてみる。

急なジャンプは長続きしません…!

僕はいつも6時起きだったのを、5時半に変えて今も継続しています。

だから、瞑想もまずは毎日2分間から始めてみましょう!

紹介した方法では、正座なんてしなくてもいいし、いつでもどこでもできます。

3月は瞑想2分をみんなで習慣にしていこう。

これを継続したら新年度の4月はいつもよりも違った景色が待っている♪



shun


Shun Oshima

マインドフルネス指導者 l フォトグラファー 12歳の時に訪れたイギリスをきっかけにカメラに触れるようになる。 フリーで写真家としてヨガやウェディング、イベント、ポートレート、風景など様々なジャンルの撮影をこなす。 また、全国でカメラワークショップも開催。 その他、マインドフルネス指導者としても活動に取り組む。

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Shun Oshima

マインドフルネス指導者&フォトグラファーとして活動中。

■マインドフルネスインストラクターとして
脳科学や心理学、生理学、禅といった様々な分野を通して、マインドフルネスを学び日本国内にてパーソナルレッスンを中心にその人に応じたオーダーメイド型のレッスンを展開。
また不定期にグループレッスンも開催しており、
マインドフルネスを1人でも多くの人に伝えることで、
日々の息苦しさや、その人が持っている目標(ビジョン)の達成のサポートに取り組んでいる。

■フォトグラファーとして
ウェディングや風景、ポートレート