利他の心は自分を救う。

よく、「不安をなくすにはどうしたらいいですか?」って話しになる。

分かる。めっちゃ、分かる。笑

内容は何であれ、生きてるといろいろと不安になることって多いですよね。

でも、不安になること自体は悪いことではない。

だから、不安の感情が出てきた時は

「あ、今自分は不安になっている。でも、それでいいよ。」と

自分自身に伝えてあげてください。

対象物が分かっている不安、漠然とした不安、将来への不安。。

不安ってみんなあるもんやと思います。


とある本にチベット密教のお坊さんのお話しが書かれてあり、

そのお坊さんはある方から

「やる気になるんだけど、それが続かない自分を責めてしまいます。

そういう時はどうしたらいいですか?」

と質問を受けたそう。

これに対して、お坊さんの答えは

「地球上の人口の2割の方が、あなたと同じ感情を持っていると言われています。

そのような気持ちになった時には、同じ気持ちの方が少しでも救われ、

その感情から楽になるようにお祈りしてみるのはどうでしょうか?

少なくともお祈りの間は、自分の心の闇に触れることはないと思います。」


もう、不安の時もこれなんじゃないか!と。

瞑想法の中にも『慈悲の瞑想』と言って、

自分の幸せを願い、そして愛する人の幸せを願い、

そして自分の嫌いな人の幸せを願うという方法があります。

願っている間は、自分がどうなるかという、

ある意味自分中心の考えから離れることができ、心が穏やかになる。

利他を思う精神っていうのは、結局は自分を救うんですよね。


日本人は特に自分に余裕がない人が多いように感じます。

(それさえに気づいてない人は更に多い気がする。)

「自分に余裕がないから他人になんて構ってられないよ」

って声が聞こえてきそうですが、

自分に余裕がなくて、自分のために今時間を注いでいる。

それなのに一向に余裕ができないのはなぜ?と問いたい。

それであれば1度、リフレッシュ感覚で誰かのためにその時間を割いてみて欲しいと思います。


2019年は始まったばかりだと思いがちですが、気がつけば3月もすぐそこ。

今まで以上に1日1日を大切に過ごしていきたいなーって思います。

もし、不安とか自己嫌悪とか、感情がコントロールできなくなったら、

ぜひ同じ状態であろう2割の人が苦しみから抜け出して自由になれるように、

お祈りをしてみてください。


この土曜日は学生時代からの友人たちと遅めの新年会をしました。

年齢はみんな違うけど、同じサークルだった。ということだけでお付き合いも10年以上。

年齢を重ねるごとに違うところに住んだり、大阪戻ってきたり。

仕事が変わったり、結婚して子どもが生まれたり・・・・。

ライフスタイルが変わっても、こうして集まれることが本当に嬉しい!

自分がどんな状態の時も、変に励ます訳でもなく、

助言するわけでもなく、ただそこにいてくれる。

距離感がとっても心地いいんだな。

新しい出会いも素敵だけれど、

こうして昔からの友人たちがそれぞれの分野で活躍しているのは刺激的!

いつもありがとう。

そしてHappy Birthday & Love you guys !!


shun


Shun Oshima

マインドフルネス指導者 l フォトグラファー 12歳の時に訪れたイギリスをきっかけにカメラに触れるようになる。 フリーで写真家としてヨガやウェディング、イベント、ポートレート、風景など様々なジャンルの撮影をこなす。 また、全国でカメラワークショップも開催。 その他、マインドフルネス指導者としても活動に取り組む。

0コメント

  • 1000 / 1000

Shun Oshima

マインドフルネス指導者&フォトグラファーとして活動中。

■マインドフルネスインストラクターとして
脳科学や心理学、生理学、禅といった様々な分野を通して、マインドフルネスを学び日本国内にてパーソナルレッスンを中心にその人に応じたオーダーメイド型のレッスンを展開。
また不定期にグループレッスンも開催しており、
マインドフルネスを1人でも多くの人に伝えることで、
日々の息苦しさや、その人が持っている目標(ビジョン)の達成のサポートに取り組んでいる。

■フォトグラファーとして
ウェディングや風景、ポートレート