「マインドフルネス」と聞くと=【瞑想】と思われがちですが、
本来はそうではありません。
「マインドフルネス」+「瞑想」というのが正しい解釈で、
「マインドフルネスの状態」を作るための1つの手段として「瞑想」があります。
なので、マインドフルネスと瞑想は全くの別物です!
ここの解釈を先ずは理解OKです?^^
■じゃあ、マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは”気づき”です。
気づくことで自身の囚われ(鎧)を外して行き、日々の生活をより穏やかに楽にして行きます。
英語では”mindfulness”= mind(心、精神) / full(いっぱいにする、満たされている) / ness(状態)
マインドフルネスを説明する上で切っても切れない話しがあり、それが脳。です。
脳は普段「自動運転」をしています。
つまりは何も考えなくとも行動することが出来ます。
例えば・・・・
・ベロベロに酔っ払っても家に帰れちゃったことありませんか?
・家から最寄り駅まで特に考えずに行けますよね
・お風呂に入ったり、シャワーを浴びたりも自然と出来ますよね
などなど、こういったことがまさに脳の自動運転です。
日常生活のほとんどが何も考えなくともできちゃうのです。
この働きをDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)といいます。
実はぼーっとしている時もこのDMNは働いていて、
何か思考をしている時よりもエネルギーの消費量が多く、
結果脳疲労に繋がり、パフォーマンスの低下や感情のコントロールの非抑制に繋がったりします。
この辺りの詳細はまた別途書きます。
マインドフルネスはこの自動運転をやめて物事の本質に気づこう!
という意味なのです。
■マインドフルネスのABC
1:Awareness(意識)
「自分の行動に気づく」という意味。
例えば、食事。
テレビを観ながら、スマートフォンを触りながら食事をされている方、多いと思います。
そんな「ながら」で食べているご飯、本当に美味しいですか?ちゃんと味わっていますか?
テレビやスマートフォンに集中してしまっていると、ご飯を食べるという行為は自動運転になります。
食事をすることに意識がないから現代人は食べ過ぎ、結果肥満や病を引き起こすのです。
そうではなく、1つの行動ここではご飯を食べることに意識する。という事に気づこう。
ということなのです。
食べることに意識を注ぐことで1口1口をしっかりと味わい、
日頃口にする食べ物がいかに彩り豊かに、美味しいものか。ということが分かると同時に
野菜や穀物の生産者、ご飯を作ってくれた人(親やパートナー)に対して
感謝の気持ちも自然と出てきます。
そして、食べ過ぎを防ぎ身体に負担のかからない食事を身につけることが出来ます。
2:Being(受け止める)
これは「そのままの状態を受け止める」という意味です。
マインドフルネスでは浮かんでくる雑念に対して否定も肯定もせず
なんの価値判断も加えずにありのままの、そのままの状態を受け止める。
ということを実践していきます。
例えば、職場の上司に怒られたり、グチグチ言われていると怒りやめんどくささや
色んな負の感情が出てくるかと思いますが、その気持ちを抑制しようとしたり、
何かしらのジャッジメントを下すこともせず、そのままの状態を受け止めます。
これ、出来るようになると本当に色んなことが一気に楽になります!
もう「無」です。無。笑
3:Clarity(明確にする)
問題を分からないままにしておくのではなく、明確にする。
例えば、マインドフルネス瞑想をしている時に様々な雑念が出て来ます。
その雑念の内容は本当に様々で、その時の自分自身の状態によります。
ある程度、マインドフルネス瞑想をしていると雑念の統計。みたいなのが取れて来ます。
=自分の思考のクセ。
その思考や感情のクセに気づいて、対処していくことが
「自分と向き合う」ということなのです。
ここでいう問題というのはまさに「クセ」と解釈してもらっても構いません。
改めて、マインドフルネスは
自分のやっていることを感情に左右されずに
この瞬間、そのままを客観的に受け入れることです。
湧いてくる感情も抑えずにそのままにして、その感情をただただ受け入れること。
これがマインドフルネスです。
このマインドフルネスの意味をきちんと理解していると、
瞑想以外でもマインドフルネスを実践することが出来ます。
■瞑想以外でのマインドフルネスの実践
①マインドフルネス・イーティング(食べるマインドフルネス)
②マインドフルネス瞑想
③マインドフルネス・ヨガ
④マインドフルネス・リスニング
⑤マインドフルネス・ウォーキング
⑥マインドフルネス・ウォッチング
⑦マインドフルネス・家事
⑧マインドフルネス・ストレッチ
⑨マインドフルネス・筋トレ
それぞれの実践方法や解説は改めてするとして、
お気づきの方もいるかと思いますが、マインドフルネスは1つのライフスタイルです。
個人的にはヨガは「さぁ始めよう!」と時間を設けて実践するもので、
マインドフルネスも最初は静かな場所でマットを敷いて、その上で瞑想を行うことからが
会得しやすいですが、それが出来るようになってくると、
日常生活(ライフスタイル)の中で実践、落とし込みができるようになります。
マインドフルネスとは今行っている行為に気付き、判断せず、
そのままの状態を受け止める。
そして感情に左右されず、ありのままを客観的に受け止めるという意味。
そして、マインドフルネスは日常生活の様々な場面に隠れていいます。
その中でとても相性が良いのがマインドフルネス瞑想やヨガがとっても効果的!
shun
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〜マインドフルネスレッスンのご案内〜
■開催日時:2019年5月25日(土) 9:00~11:00 / 13:00~15:00(2部制どちらかご都合の良い方をお選び下さい)
■場所:PARATI KITAHAMA(〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町2-5-14 FUKU BLD.三休橋201号)
※各線北浜駅、淀屋橋駅、堺筋本町駅より徒歩5分
■持ち物:ヨガウェアなどの動きやすい着替え・ヨガマット・飲み物・筆記用具・タオル
(※更衣室有り、シャワールームはございません)
■参加費:3,000円/名(※今回は専用のテキスト付)
当日受付時に現金にてお支払い下さい。
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