皆さん、季節の変わり目に体調を崩しやすい体質ですか?
僕は普段は少々の環境の変化で体調を崩すことはないのですが、
冬~春にかけて特に毎年4月頃にはその年で一番高い熱を毎年出します。笑
もう、これ本当に辛い!!
ポジティブに「身体の中に溜まっている不純物が身体からデトックスされてる~」って
言い聞かせるのですが、死ぬんじゃないか?と思えるほどの高熱にうなされます。
これを読んでくださっている方の中にも、
春先に体調がイマイチ優れない。という方、いらっしゃるのでは?
「身体が思い・・・」「やる気が出ない」「花粉症がつらい」「疲れが抜けない」などなど。
冬は自然の流れに従うと”冬眠”の時期です。
体は『貯蔵する』という方向に働きます。
自然と活動的ではなくなりますし、炭水化物や揚げ物、甘いものなど
体が欲しがってエネルギーを溜め込もうとします。
お肉もいつも以上に食べたくなったり。
だから太る。
でも、それはそれで全然いいん。自然の流れだから。
逆にそこで抵抗したりすると反発してストレス抱えて食べちゃうようになるので
どうせだったら食べたらいいと思います!!
僕も基本的には食べたいものは季節問わず食べます。
あと、なんとなく頭の片隅に置いている、簡単なアーユルヴェーダーの知識で、
冬〜春先にかけては『Kapha,/カパ』のエネルギーになります。
アーユルヴェーダ的には僕たちを含め、
地球上のものは、すべて『Vata(ヴァータ)』『Pitta(ピッタ)』『Kapha(カパ)』
3つの『Dosha/ドーシャ』と呼ばれるエネルギー(性質)を持っていると考えます。
人間もその性質の割合でタイプが分けられます。
多くの人は1つか2つ優位なドーシャがあります。
身体的にはこのドーシャ、そして精神的にこのドーシャとなる場合が多いのですが、
その3つのドーシャが組み合わさってそれが個々の特徴を形成しています。
冬〜春先はアーユルヴェーダーではカパの季節。
カパは水、大地のエネルギーのこと。
「安定、重い、冷たい、潤滑、愛情、執着」などがキーワードです。
体は「貯蔵、成長、潤滑、体液、修復」の方向に働きます。
冬の間に体の中に溜め込んで、活動的な春、夏にかけて
体を準備させるなんていう感じです。
さっきも書いたように、炭水化物、揚げ物、甘いもの、肉などを
体が欲しがるようになるのもこのカパの特徴。
■カパ体質の人の特徴
愛情深い、地に足がついて安定している、周りに安心感を与える、
誠実、責任感が強い、忍耐強い、スタミナがある、思いやりがある
体格がいい、ゆっくり話す、ゆっくり動く、目が大きい、
髪や皮膚に潤いがある、血行が良い、暖かい場所を好む
カパはどっしりとした大地のエネルギーがあるので安定しているのですが、
カパが多すぎてしまうと、「もう動きたくない!」「何にもしたくない!」と
いうようになります。
その結果、変化を恐れたり、怠け者になったり、うつ、
自信がない、執着心や依存心が強い、
貪欲、つい食べすぎる、肥満などの思いや症状が現れやすいです。
カパは水のエネルギーもあるので、副鼻腔、喉、肺、胸、頭、口腔、リンパのように
水が溜まりやすい部分の疾患が起きやすくなります。
冬はカパのエネルギーなので、身体的にも感情的にも体の中に溜め込む季節です。
冬の間どんどん蓄積されていって、この春先にはカパの乱れを起こしがちで、
花粉症や副鼻腔炎、風邪、頭痛、手足のむくみなんていう症状となって現れやすい!
というわけ。
これからの時期、季節におすすめのセルフケア・・・
体に蓄積したものを少しずつそぎ落としていくような生活がオススメ!
・軽い食事
・菜食
・脂っこいもの、甘いもの、炭水化物を摂取しすぎない
・軽い運動、ヨガ、散歩
(春は外にも出やすい季節、爽快に歩いてお散歩しましょう。ヨガのような動きも最適です!)
・全身をドライブラッシングする。
(これはカパ体質の人にはオススメ!)
デスク周りや家の中も掃除をするものいいみたいです。
マッサージを受けるのもとってもおすすめ!
そしてもう一つ覚えていくといいこと、
中国医学的には春は肝臓の季節です。
《病を治したければ、まずは肝臓をみよ》
という言葉があるそうです。
肝臓の機能、大切さはとってもわかりやすく説明されている以下のサイトを是非ご覧ください。
肝臓の機能とは?
春に意識するといいことのご紹介をしましたが、
何事もストイックすぎるのは良くない!
自分のペースで楽しんでセルフケアをしていけたらいいですよね。
shun
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