ヨガは、近年ポーズをすることにフォーカスされているけれど、
昔の始まりはそうではない。
紀元前2~5世紀頃の間に書かれた”ヨーガ・スートラ”というものがあって、
それまで散らばっていたヨーガに関する知恵やスキルを、
ヨーガの研究家のパタンジャリという人(?)が
編集し、一冊の教科書としてまとめたもので、現代に至るまで引き継がれています。
内容は196の短いメッセージが記された詩集のような読み物(哲学書なんやけども)で
小難しく感じるパートもあれば、すんなり入って来るパートもあったり。
でも1つ1つがとても深くて、まさに
「人生を気持ちよく生きるための知恵8つ」という風に考えられる読み物です。
この夏頃にこのヨーガスートラを買って読んでいたのですが、
途中で読むのを諦めてしまって・・・笑
でも、ヨガを始めたことをキッカケに最近読み始めました!
そしたら視点を変えることで案外すんなりと読み進められたり。
改めて読み直すと意外と読みやすいやん!って発見があったり。
まだまだ半ばですが、その中から1つ・・・
この中に、
【ヤマ】と呼ばれる「日常で行ってはいけない5つの心得」的なことが書いてある。
5つあるのですが、その中の1つが
アヒムサ:暴力を振るわない
「暴力」と言うと人を殴ったりすることをイメージしがちですが、
これは、行動でも、言葉でも思考でも
暴力を振るわないって、他人に対してのことを考えるけど、
もちろんそれは大切だけど、自分への暴力も忘れてはならない。。
「自分ってダメだな...」
「何をしてもうまくいかないな。」
「なんでいつもこんなんなんだろう...」
など。
そんな風に自分に言うのは、自分に対しての言葉の暴力でもある。
そしてもし、そんなことを他の人から言われて、
それを受け入れてしまっていたら、それも自分自身に対しての暴力。
もし、何か失敗したことがあったり、挫折したとしても、
そこから学んで行き、自身の実にすること。
You are enough!-あなたは今のままで十分!-
まずは自分に優しく。
そしたら必ず、人に優しくなれる。
そしてその優しさは連鎖する。
本当に強い人って、実はめちゃくちゃ優しい。
今日も明日も皆さんにとって、素敵な日となりますように。
※冒頭の写真はハワイ島のマウナケアの頂上から見るサンセット。
いつかパートナーを連れて一緒に見せてあげたい場所の1つ。
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