屋上で過ごすにちようびの朝。

AM7:00...on Sunday.



目覚ましが鳴る1時間以上も前に目が覚めて、そっと窓を開ける。

気持ちいいくらいの青空と太陽の日差しが注ぎ込んできた。

すぐに覚醒し、ベッドから出て、顔を水でサッと洗う。

寝癖つけたまま、朝食の支度。

コーヒーはたいがい2杯飲む。

コーヒーメーカーのスイッチを入れて、少し...

大好きな香りが部屋を満たす。

お香も、アロマオイルもいらない、体中を巡る上品な香り。

いつも、コーヒーを淹れている時だけ、「ずっとこの時間が続けばいいのに。」って思う。

ずっとずっとドリップしていてくれて、香りを放っていてくれたら。って。

でも、いつかドリップが終わるのはまた次にコーヒーを淹れるチャンスをくれているのかも。。

そんな思いを巡らせているうちに、2杯目のコーヒーが淹れ終わり、お気に入りのマグカップに注いだ。

テーブルに置いている家の鍵と、本を1冊持って家を出る。
携帯は持たない。置いていく。

だって、これから自分1人だけの贅沢な時間を過ごすから。
誰にも邪魔されたくないから。

玄関を出て、目の前に上へと伸びる階段を登る。

僕の家はマンションの最上階。
最上階と言っても、5階建てなんだけど。

20段にも満たない階段の先には、外へと続く扉。

少し硬い鍵を力を込めて開けると、自然と扉も開く。

そこには何もない、大きな空を望める広いスペース。




最初は寝転んでゴロゴロ。
読書を30分ほど。

そして、コーヒー飲みながら考え事。

これまでの事、いまの事。。
そして、これからのこと。

ジャンルなんて関係なくて、プライベートや仕事、
自分自身のこと、色んな事をぼーっとしながら考えます。

案外、ここで遊びや仕事のヒントが思い浮かんだり。
自分自身の反省点が見つかったり。

時々感傷的にもなれたり。

全ての心地よさが、この場所とこのコーヒーが演出してくれる。

たったそれだけ。




情報が氾濫し、国を超えて付き合える人の種類が増え、
多様な価値観が生まれ、それらが交わる事で多様な文化が創造される世の中になりました。

日を重ねるごとに、人々の営みは便利にはなって行きますが、
どうも、この世の中を生きている人たちは2つのグループに分かれているんじゃないかと思います。

「振り回される人」と「そうでない人」

便利になり過ぎて、分らない事もネットで調べたら、答えがすぐに出てくる時代。
自分の頭で考える人が本当に少ないように思います。

そして、芯がない。

芯もなく、自分の考えも持たずして、不平不満を言う人が本当に多い。

本当に大切な物って、本当に自分の近くにある。
そして、自分自身の中にある。

けど、それを忘れてしまっている人、多くないかな。
情報や身の回りに溢れている物に犯されて、自分を亡くしてないかな。

これからの時代を生き抜いて行ける人は、きちんと情報を見定めて取捨選択が出来る人。
そして、ピンッとした芯が通っている人。

だと思う。持論だけどね。

そうすれば、必要以上にストレスを溜める事も、イライラする事もないと思う。

だから、こうして自分が心地よく過ごせる、自分と向き合う時間を作る事って大切。

だいぶ遠回りしたけど、そんな感じ。

要は、もっとシンプルに考えようよ。

「でも」「だって」「どうせ」
最初からそうやって諦めてたら面白く無いでしょ。
1回きりの人生なんだし。







近くに、砂浜のある海があるともっといいんだけどな。


shun

Shun Oshima

マインドフルネス指導者 l フォトグラファー 12歳の時に訪れたイギリスをきっかけにカメラに触れるようになる。 フリーで写真家としてヨガやウェディング、イベント、ポートレート、風景など様々なジャンルの撮影をこなす。 また、全国でカメラワークショップも開催。 その他、マインドフルネス指導者としても活動に取り組む。

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Shun Oshima

マインドフルネス指導者&フォトグラファーとして活動中。

■マインドフルネスインストラクターとして
脳科学や心理学、生理学、禅といった様々な分野を通して、マインドフルネスを学び日本国内にてパーソナルレッスンを中心にその人に応じたオーダーメイド型のレッスンを展開。
また不定期にグループレッスンも開催しており、
マインドフルネスを1人でも多くの人に伝えることで、
日々の息苦しさや、その人が持っている目標(ビジョン)の達成のサポートに取り組んでいる。

■フォトグラファーとして
ウェディングや風景、ポートレート